在宅ワークでのプチ鬱を阻止しよう -コロナ禍在宅ワーク前編2-

1日の中にプチ目標をたくさんつくり、自己肯定感をキープ。

3ヶ月経ってようやく発見したのですが、これこそ在宅ワークを通勤ワークより有意義にする「極意」のように思います。

はじめから読みたい人はこちらから。

在宅ワーク慣れしていなかった当初、私は1日が異常に長い、もしくはMTGが詰め詰めの日は逆に異常に早く感じていました。タイムカードを切っても仕事モードが終わった感もなくなんだか休まらない。1日の中に「集中」と「休憩」の波が全くなく、のっぺりしていました。

何が違うのか。考えてみると思えば会社に出勤しているときは、「小さな目標」を無意識につくっていました。例えばこんなこと。

  • 午前中、出勤前に買ったコンビニおやつ(新作菓子)を食べる
  • お昼ご飯、同僚とランチタイムで談笑
  • お昼後、同期とコーヒーを買いにコンビニへ
  • 夕方、ちょこっとお菓子タイム、隣の人と雑談
  • 定時後、飲み会または家ご飯!ご褒美にお酒も飲んじゃおう
  • 帰宅したらNetflixを見て、お風呂入ってリラックス

ごくごく普通のサラリーマンでもこのくらい「プチ目標」があり、メリハリがありました。それに対して、在宅ワークはどうでしょうか?下手するとこんな風になります。

  • 朝起きてPCつけてだらだら勤務開始
  • 昼、一人で冷蔵庫から適当にものを食べる。
  • 勤怠を切ったらなんとなく夕飯を食べ始める。流れで風呂入って寝る。

・・1日がたった3行で終了ですよ。

文章で読んだだけでも、場所も空間も移り変わらない1日は、メンタル的にもフィジカル的にも起伏がなくて退屈な印象ではないでしょうか。コロナは防げても、プチ鬱になってしまっては元も子もないですよね。

ではどうしたらいいか?答えは簡単です。朝・昼・晩それぞれに切り替えスイッチ(=ハッピータイム)をつくれるように意識することです。例えば、こんなプチ目標を意識的につくってみましょう。

・プチ目標1 朝は上がる音楽をかける

※できる人は「今日デート?」と言われるような身支度をして朝から気分を上げにかかりましょう。そういうはプレッシャーに感じる人は、最低限な身支度を。

・プチ目標2 「ランチタイム」をプチ目標に。リモートランチも◎

♡平日の昼間に職場外の親しい友人とランチができるのも今の時期の特権です。

・プチ目標3 「コーヒーorティータイム」をプチ目標に。気分はイギリス人

・プチ目標4 「サンセットタイム」をプチ目標に。ハワイかよ!とつっこんでもいいから

♡これも、オフィスに缶詰になっているとなかなかできない在宅勤務の特権

・プチ目標5 業務終了後だけにかける決まった音楽を。深呼吸して「終わったー!」と叫ぶ。

※近隣のご迷惑にならない程度にね

・プチ目標6 夕食は主菜/副菜/デザート/飲み物のうちどれか1個だけでよいのでプチ贅沢をして楽しみにする。

・プチ目標7 夕食後に読書/ドラマ/ゲームなど、エンタメタイムをつくる

・プチ目標8 睡眠は最高のご褒美だと思ってベッドで寝る。

※ソファーでうたた寝は気持ちいいけどあまり良くない

ざっとこんな感じ。どうでしょ?

これに、運動習慣のある人は運動を加えたり、趣味がある人は趣味の時間を加えることで1日の中にメリハリと彩が増えます。

積み重ねると気分が断然変わってきて、不思議なくらい在宅ワークの毎日にメリハリがうまれ、ゆるゆると楽しめるようになるはず。

その1とその2に共通していることが自分で自分を肯定する瞬間をつくりだすことです。

オフィスワークと違い、在宅ワークは人との接点が減り、「自分はこんなんで良いのかな?」「他の人たちは楽しそうなのに自分だけ気が滅入っているかも・・」と自己肯定感が下がる傾向があります。自分のことは自分で褒め、自分で自分にご褒美を用意して、1日の自己肯定感度を下げない工夫をこらしましょう。

こんなところで前編は終わり。

前編だけでも、在宅ワークマスターへの道に近づいていますよ。

つづく後編では、「在宅ワークでも平日と休日の切り替える方法」を書こうと思います。

「もっといい方法を知っているよ。」という方はぜひコメントをくださいね。

励みになります。

それでは、今日も1日ゆるゆる過ごしましょう。

最新情報はtwitterへ