妊娠を機に仕事を辞めたいと思うあの頃の体験記

妊婦特有の豆腐メンタルとどうやって付き合っていくか。

えらそうに書いている私自身も、現在は悩みだらけの豆腐メンタル妊婦です。

ただ、安定期に入り、最近少しだけましになってきました。

鍋でぐつぐつ似ても煮崩れしない程度の木綿豆腐くらいまで回復した、具体的な解決方法を提示したいと思います。

そもそもなんでこんなにメンタルがやられるのかを考えてみると、妊婦を取り巻く状況は、未経験・不確実なことが多すぎるんです。

  • 胎児が健康・正常かどうか?
  • ちゃんと産めるんだろうか?
  • 仕事が続けられるかどうか?
  • 保育園受かるのかな?
  • 子供を可愛いとちゃんと思えるだろうか?
  • 旦那さんは家事育児協力してくれるだろうか?
  • 職場復帰できるんだろうか?
  • このまま賃貸でいいのかな?広い家住んだ方がいいかな?
  • 貯金足りるのかな?

このタイミングで離職とか転職で悩む妊婦も多いと聞きます。妊娠してなくても、離職や転職について考え始めたらめちゃくちゃ悩みますよね。そこに妊娠による体調変化とメンタル状況を加算したら、それはそれはすごいストレスです。

先日ウィークリー落合の「メンタルクライシス」でもディスカッションされていましたが、人の脳は「曖昧」だったり「矛盾」していることを考え続ければ考え続けるほどストレスが増えていくそうです。

今お腹に宿った命が本当に健康かは、極論生まれてみなければわからない「曖昧」な状態です。保育園に受かるかどうかも確率の問題でコントロールは難しい。仕事をやめたいか続けたいかについては、一部の人は「やめたいけど続ける」という「矛盾」を抱えたままずるずる働き続けたりします。

ここにコロナや不況という予測不可能な事態がのっかることで、ナイーブな豆腐メンタルができあがるわけです。

そこで、私なりに考えた対策がこちらです。紙にライフプランを書き出す、というアナログな方法論。これで、絹ごし豆腐から、固めの木綿豆腐くらいのメンタルへ、ちょっとだけ回復しました。

イブミの超ざっくり産後ライフプラン

※これ、本当の私のライフプランとは違います。恥ずかしいのでいろいろごまかして書いているので参考にしないでくださいね笑

伝えたかったのは、フォーマットはなんでもいいから、「将来の解像度」をあげよう。ということです。

  • 自分の年齢
  • 子供の年齢
  • 子供のライフステージごとになりたい家庭イメージ
  • 必要になりそうな金額(極めてざっくり)

これらを書き出していくと良いと思います。

そうすると、曖昧な悩みが減ってきて、今何をすべきかや、家族と何を話し合っておくべきなのかがクリアになってきます。

妊婦は基本、産む→保活までのことに集中しがちですが、いつかは、子供も自立します。そのとき、子供抜きで考えた時にどんな生活をしていたいですか?

わからない、埋めらない場所はたくさんありますよね。それはそのままで良いのです。何もしなくても空白は時とともに自動で埋まっていきます。特に今悩んでいることや、前もって考えておきたい要所だけ押さえておけば良いのです。

これをやっておくと、例えば「今つわりがつらくても仕事に行っている理由」が明確になってきて、気が晴れたりします。離職や転職する理由や目標を考えはじめることができますね。逆に何事にも無気力になっていた人は、将来を見据えた趣味に取り掛かる気力が湧いたり、新たな仕事を考えはじめられるかもしれません。

足元のコロナや体調不良に頭が引っ張られがちですが、人生は先々を考えておけば長い長い楽しい旅路になりますし、足元のことに気を取られすぎるとあっという間に終わってしまいまうものだと私は思います。

どうでしょう。今回はメンタルを保つための「ちょっと真面目な解決策」でした。もちろんもっとリラックスしたりゲラゲラ笑ったり、ゆったりする方法論もあると思うので、そういうのを知ってるよ!という方は遠慮なくコメントいただけると励みになります。

次の記事では、今話題の「9月入学」について、妊婦の私たちにどんな影響があるのか、整理してみたいとおもいます。

それでは、今日もゆるゆる過ごしましょう。

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